青空の下で
「だから…つまり…」



急に恥ずかしくなってきた。



「つまり…?」


「何か、羨ましかった…夢に一生懸命になるのが…私もそんな風に夢を追いかけたいな~って
思っちゃったの…」



夢について話すって、結構恥ずかしい…青も、私に話すとき、こんな気持ちだったのかな…?



「それなら、今一つ目標できたじゃん!」



「え?目標?」



私、そんな目標できたっけ?だから紗知に聞いてみた。



「そう!布崎君みたいに、夢をもって一生懸命になるっていう目標がね」



青みたいに、夢に一生懸命になるのが、私の目標?初めは、理解するのに時間がかかった。で
も、理解すると、嬉しくなってきた。私にも、青みたいな目標ができた、こんなにすぐ近くに
目標が会ったと思うと、嬉しくもあり、悔しかった。





「そっか…私にも、初めて目標ができた…!」
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