青空の下で
「だ~か~ら~!あんたも一緒に海来ていいって言ってんのに、あんた何にもはなし聞いてないなんて!」



すると、青もいらだち始めた。




「じゃあ何か!全部僕が悪いっていうのか!?そんなの只の空の八つ当たりじゃん!!」



「なっ!何でキレてんのよ!そこは正直に喜んどけばいいでしょ!!」


喧嘩をしている私達の間に、紗知が割って入った。



「もう!喧嘩しないでよ!」


紗知の大声で一旦はおさまった。



「夏休み始まってすぐに喧嘩なんて、何やってんのよ…」




私は3人をほって、教室を勢いよく出た。




私は、また泣いた。








最悪だ…本当に只の八つ当たりだ…どうして素直になれないんだろう…素直になれない自分が本当に憎い……
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