青空の下で
「何これ?」



「何って、仲直りの握手に決まってんじゃん!」



「高校生にもなって、仲直りの握手って」



「なっ!笑うなよな!!」


青は、また顔を赤くした。



「本当、青ってやることかっわいいー」



「いいから早くしろよな…」



おっと、また怒らせちゃう。そう思って私は、青の手を握った。


「仲直りの握手、完了!」









家に返った私は、まだ青の手を握った手が熱いのを感じた。





「まだ、熱い…私、どんどん青のことが好きになってるみたい…」





そうして、私は眠りについた。
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