青空の下で
「そうなんだ、だから空の肌って真っ白なんだね」
そんな純粋な目で、見ないで~!!私の心臓がもたない!私は、空の顔を見ないように、横を向いた。
「で、今年も入んないの?」
「うぅん。今年は、別に入ってもいいかな~と思ってる」
すると、隣に居た大介が、急に大声を出した。
「よっしゃー!!やっと空の水着が見れるぜ!」
「なに言ってんのよ!この変態!」
私は、おもいっきり大介の背中を叩いてやった。大介は、「痛ってー!!」と言って砂浜に転がった。
「そんなとこで転がってないで、さっさと着替えて入るわよ!」
私と紗知は女子更衣室の方へ、青と大介は男子更衣室の方へと向かった。
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