青空の下で

10分後、先に来たのは男子グループだった。
「たく、あいつらおせぇんだよ…」
私と紗知が来るのが遅いせいか、大介が、いらだち始めていた。
「まぁまぁ、そういら立たないで」
そうな大介に、青が言った。
「お待たせ～！！」
そこに、私と紗知がやって来た。すると、大介は、私達の水着を見るなり、
「やっぱ、女子の水着は最高だな！しかも、2人ともビキニときたか。でもまぁ、胸のない紗知に比べて、空は色白だし胸あるし、数倍いいよな！」
出ました。変態男。
「あんたは、一言余計なのよ！」
そう言って、紗知が１発背中を叩いた。
「あ、青はどう思う…？」
私は、一様青にも、聞いてみた。だって、この水着を一番見てほしい人だから。つまり、青のために買ったって事になる。