青空の下で
「それ自分で言う…?」


小声で青は呟いた。


「でも、そいつは見た目だけで俺のことを見たりしないからさ…」


大介はその人を思ったのか、とても愛しそうに話した。

「へぇ~、ませいぜい頑張ることだね大介」


「お!名前で呼んでくれるとはな」

そう言って大介は青と肩を組んだ。


「重いんですけど…」


「まぁ、気にすんなって。俺たち友達だろ」



そう言って、また2人は海に入り、紗知たちの方へ向かった。
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