青空の下で
「なんで青も恥ずかしそうにしてんの…」


「べっ別に何でもないよ!」


「まぁまぁ、そんなに怒鳴らないでよ」

なんだかよくわからない会話が続いた。でも、先生になるのって、やっぱり色々大変なんだろ
うな…


なるときめたら、なぜか急に不安になったきた。



「私って先生にむいてるかな~…?」

ため息をつきながら、私は呟いた。


「空なら絶対にできると思うよ」

「えっ…?」

「だって空って怒るときは怒って、褒めるときは褒めれるから。きっと、子供にも好かれる先生になると思うよ」


「そうかな…」

褒めれると、また恥ずかしくなった。


「青も、きっといいミュージシャンになると思うよ」

「ありがとう」


青も照れながら言った。

「でもさ、言ってなかったけど…」

「何?」



青は急に、思い詰めたように言った。

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