青空の下で
「まぁいつものことだから、早く学校行こ」


と大介をほって、私達は学校へ向かおうとしたとき、後ろから「おーい…!」と、私たちを呼

び止める声がした。振り向くと、それは大介だった。



「ちょっ…お前ら…」


ゼーハーと苦しそうな息をしながら、大介は言った。きっと、全力で走ってきたんだろう。


「おっ!今回は遅刻しないですんだね!」

「俺が今日遅刻だったら、お前らも遅刻だよ」

「そっかそっか、でっ大介ももしかして宿題終わってなくって、徹夜?」


「そうだよ…宿題ってなんであんだろ…」



「だよね~」と紗知と大介の会話を聞いて少し納得していた。そして、ふと自分の腕時計に目をおとした。時刻はただいま8時25分。


「ヤバッ!早くしないと遅刻だよ!!」


「マジで!?」

「もうそんな時間!?」




そんなこんなで、私達は学校へ猛ダッシュで向かった。
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