青空の下で
文化祭
喫茶店
運動会が終わって一ヶ月が過ぎた頃、またまた最大のイベントが始まろうとしていた。
「えーこれから、文化祭に出店する店を決めたいと思います!」
私のクラスの学級委員が仕切っていた。
つまり最大のイベントというのは、毎年恒例の文化祭である。
そして、少ししてから5人くらい手が挙がった。全員発表し挙がったお店は、「お化け屋敷」と「喫茶店」であった。どちらかは多数決で決めることになったのだが、結果は18対18で同点だった。
結局もう一度多数決をして、僅差で喫茶店になった。
すると大介が言った。
「ん~…普通の喫茶店じゃつまんないし、女子はメイドの格好、男子は執事の格好してやろうぜ!」
それを聞いたクラスの一人が「俺、それ賛成」
その一言でクラスの皆が「私も」とか「俺も」など、あちこちで言い出した。
「な!委員長みんなこう知ってることだしさ、やろうよ!ね」
大介が可愛く言うと、委員長は顔を赤らめて、
「わっわかりました」と了承した。言ってなかったけど、私のクラスの委員長は女の子で、大介の事が好きらしい。
「それでは、このクラスの出し物は『メイド執事喫茶』に決定しましま」
こうして、無事クラスの出し物は決まったものの、私はそのことを喜べなかった。
メイドの格好なんて、恥ずかしすぎて、嫌だっていうのもあるけど…とにかく、私は喜べなかった。
「えーこれから、文化祭に出店する店を決めたいと思います!」
私のクラスの学級委員が仕切っていた。
つまり最大のイベントというのは、毎年恒例の文化祭である。
そして、少ししてから5人くらい手が挙がった。全員発表し挙がったお店は、「お化け屋敷」と「喫茶店」であった。どちらかは多数決で決めることになったのだが、結果は18対18で同点だった。
結局もう一度多数決をして、僅差で喫茶店になった。
すると大介が言った。
「ん~…普通の喫茶店じゃつまんないし、女子はメイドの格好、男子は執事の格好してやろうぜ!」
それを聞いたクラスの一人が「俺、それ賛成」
その一言でクラスの皆が「私も」とか「俺も」など、あちこちで言い出した。
「な!委員長みんなこう知ってることだしさ、やろうよ!ね」
大介が可愛く言うと、委員長は顔を赤らめて、
「わっわかりました」と了承した。言ってなかったけど、私のクラスの委員長は女の子で、大介の事が好きらしい。
「それでは、このクラスの出し物は『メイド執事喫茶』に決定しましま」
こうして、無事クラスの出し物は決まったものの、私はそのことを喜べなかった。
メイドの格好なんて、恥ずかしすぎて、嫌だっていうのもあるけど…とにかく、私は喜べなかった。