青空の下で
「これから、各割当を決めていきたいと思いますので、立候補や推薦のある方は、手を挙げて発表してください」
すると、女子が一斉に手を挙げた。その理由はもちろん、大介に執事をやってもらいたいからである。もちろん大介も委員長も普通に賛成した。ていうか、委員長はともかく、大介は自分で頷くって、ナルシストかお前はと心の中で突っ込んだ。
「空は、どうするの?」
横から青が訪ねた。正直、私は裏方のほうでいいかなと思っていた。
すると大介が、
「布崎も俺と一緒にやるから、黒板書いといて」
と青を推薦した。それを聞いた青は、茫然と大介のほうを見ていた。そしてわれに返ったように、大介に言った。
「ちょっ…お前何言ってんの?俺があんな恰好するの?いや、僕絶対に嫌だからね!」
「まあまあ、そう言うなって、俺と一緒って言ってんだからさ」
「……なんで僕があんな恰好を…」
とブツブツ言いながら、青はしぶしぶ了承した。
「はいはーい!あたしメイドする―!!」
と、元気よく言ったのは紗知だった。
「空も一緒に…」と言いかけた紗知に私は「私は裏方のほうでいいです!」と言われる前に言った。
すると、女子が一斉に手を挙げた。その理由はもちろん、大介に執事をやってもらいたいからである。もちろん大介も委員長も普通に賛成した。ていうか、委員長はともかく、大介は自分で頷くって、ナルシストかお前はと心の中で突っ込んだ。
「空は、どうするの?」
横から青が訪ねた。正直、私は裏方のほうでいいかなと思っていた。
すると大介が、
「布崎も俺と一緒にやるから、黒板書いといて」
と青を推薦した。それを聞いた青は、茫然と大介のほうを見ていた。そしてわれに返ったように、大介に言った。
「ちょっ…お前何言ってんの?俺があんな恰好するの?いや、僕絶対に嫌だからね!」
「まあまあ、そう言うなって、俺と一緒って言ってんだからさ」
「……なんで僕があんな恰好を…」
とブツブツ言いながら、青はしぶしぶ了承した。
「はいはーい!あたしメイドする―!!」
と、元気よく言ったのは紗知だった。
「空も一緒に…」と言いかけた紗知に私は「私は裏方のほうでいいです!」と言われる前に言った。