青空の下で
「ごめんごめん。別に落ち込ますつもりはなかったんだよ!」

励ましてるのかな…?
まぁ、そんなのどうでもいいんだけど早く手動かさなきゃ。



「痛っ」

「どうしたの!?って血出てるじゃん!」



私はその時、何故か嫌な予感がした。何かはわからない、とっても嫌な予感が…


家で私は今日刺した傷を見ながら呟いた。


「久しぶりに、針で指さしたな~。やっぱり針は痛い」

何故当たり前のことを、自分に言い聞かせるように言ったのかは分からなかった。


ただ、あの時感じた嫌な予感を忘れたかったからかもしれない。


私はベットの上にバフっと飛び乗った。


「……後7日…あ〜このままで、当日までに間に合うのかなー?」

などとまあ、色々心配しながらも私は眠りについた。

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