恋ノススメカタ

「うつ伏せに寝てたら
こうなっちゃったの!
仕方ないの!見るんじゃない!」

「雪はいつも、
俺を見てるのに
俺はダメなのかい?」

そう言ってわざとらしく
ニッコリ笑う
極上の笑顔に頬が緩みそうに
なったけど

「ダメなのー!」

頬っぺたを膨らませて
威嚇してやった


「ぶっ」


また笑ったな!


「そこの二人
イチャイチャしないでね~」

後ろから声がすると思ったら
翔平くんとその仲間達だった


「あほか!」


ドスッと翔平くんに蹴りをお見舞いし
新は先に教室へ行った

その後を追いかけて私も
教室に入った




< 31 / 32 >

この作品をシェア

pagetop