巡り愛



ドキドキと高鳴る鼓動を隠して、僕は俯くあいに声をかけた。


「それじゃあ、あっちのカフェでお茶でも飲みながら・・・」


僕が駅ビルの方を指さしながらそう言うと、あいも小さく頷いて、僕とあいは並んで駅ビルに向かった。


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