ダーリンは12歳年下~遠恋の果てに~
呆気なく隆司と別れた冬。
あれからもうほとんどチャットはしなくなっていた。
チャットで出来た仲間とも、ごく限られたわずかな人とだけ、たまにメールしたりするくらい。
毎日が多忙だった。
日曜日だけは休みを取ってたけど、週に3回の同伴は欠かさず、そして深夜に帰宅。
不規則な生活と毎日の飲酒で胃がキリキリと痛む。
いつも胃薬をカバンの中に常備していた。
朝起きて、昼間仕事して、夜に寝る。
人間らしい生活がしたい。
そう思うけどそれどころじゃない。
生活の為、そして娘の為にがむしゃらに働いて稼ぐしかなかった。
それに旦那の残した借金もまだすべて返済できてない。
稼ぎだすお金はそれなりにあっても出費が重なる。
国保の保険料が親子2人で毎月4万円超え。
前年の収入によって算出された金額なんだろうけど…
一生懸命働いてるのに借金返済に消えてくし
国保や税金などで持ってかれ、働いても働いてもちっとも余裕ができなかった。
娘をちゃんと高校、大学と進学させてあげたい。
母子家庭だからといって、みじめな生活にはさせたくない。
あたしは、誰にも何にも甘えない。
その一心だけで強い自分を必死に保ってた。
だけど全て独りで抱えてる分、どこにもやり場のない苦しさで、真夜中の真っ暗な空を見上げ、声を押し殺して泣いた日も幾度かある。
何がしたいんだろう?
わからない…
どこに向かうんだろう?
わからない…
何に出会うんだろう?
わからない…
わからない事だらけで
わからないまま
わかろうとせず
ただ日々が過ぎてゆく
過ぎてゆく……
あれからもうほとんどチャットはしなくなっていた。
チャットで出来た仲間とも、ごく限られたわずかな人とだけ、たまにメールしたりするくらい。
毎日が多忙だった。
日曜日だけは休みを取ってたけど、週に3回の同伴は欠かさず、そして深夜に帰宅。
不規則な生活と毎日の飲酒で胃がキリキリと痛む。
いつも胃薬をカバンの中に常備していた。
朝起きて、昼間仕事して、夜に寝る。
人間らしい生活がしたい。
そう思うけどそれどころじゃない。
生活の為、そして娘の為にがむしゃらに働いて稼ぐしかなかった。
それに旦那の残した借金もまだすべて返済できてない。
稼ぎだすお金はそれなりにあっても出費が重なる。
国保の保険料が親子2人で毎月4万円超え。
前年の収入によって算出された金額なんだろうけど…
一生懸命働いてるのに借金返済に消えてくし
国保や税金などで持ってかれ、働いても働いてもちっとも余裕ができなかった。
娘をちゃんと高校、大学と進学させてあげたい。
母子家庭だからといって、みじめな生活にはさせたくない。
あたしは、誰にも何にも甘えない。
その一心だけで強い自分を必死に保ってた。
だけど全て独りで抱えてる分、どこにもやり場のない苦しさで、真夜中の真っ暗な空を見上げ、声を押し殺して泣いた日も幾度かある。
何がしたいんだろう?
わからない…
どこに向かうんだろう?
わからない…
何に出会うんだろう?
わからない…
わからない事だらけで
わからないまま
わかろうとせず
ただ日々が過ぎてゆく
過ぎてゆく……