ひとひら
「えっと…3組は…ここ…か。」
まずは、深呼吸。
すぅーーーーーーはぁぁぁぁあ。
もう一度やっとこう。
すぅーーーーーー…。
『入らないの?』
「えっ!?」
そこには勿論見たことのない、
小柄なチワワみたいな女の子が、ニコニコしてたっていた。
『あ…えっと、坂井嘉美っていうの。一年間、よろしくね?で、はいれば?』
「あ、うん。よろしくね?」
─ガラッ
わ…早い。もうグループできてる。
同クラの塊。誰か入れようなんて雰囲気ないよぉ(´д`)ハァァ
気を取り直して…。
まず、落ち着いてそうな子を…。
私の目線の先には、学級図書を幸せそうにみる女の子がいた。
文学少女ぽいなぁ。
「本、好きなの?」
『あ…うん。この鳥海って作家さんとかとっても大好きなの!!あと、このどこにでもある物語って本も…あ、ごめん、なんか、独りでペラペラ…しゃべっちゃって』
「すごい好きなんだね!私も本好きだよ!!私、澄田由衣って言うの。よろしくね!」
『私は、笠松結花。よろしくね。』
─なんだ、本が好きで真面目そうな子もいるじゃん。良かった─
「つか、マジうざくない?うちの大切なたっくんをだよ!?」
でたよ、悪口しか話題ない薄っぺらい女…。関わりたくないなぁ。
去年こんな人居なかったのになぁ。
まずは、深呼吸。
すぅーーーーーーはぁぁぁぁあ。
もう一度やっとこう。
すぅーーーーーー…。
『入らないの?』
「えっ!?」
そこには勿論見たことのない、
小柄なチワワみたいな女の子が、ニコニコしてたっていた。
『あ…えっと、坂井嘉美っていうの。一年間、よろしくね?で、はいれば?』
「あ、うん。よろしくね?」
─ガラッ
わ…早い。もうグループできてる。
同クラの塊。誰か入れようなんて雰囲気ないよぉ(´д`)ハァァ
気を取り直して…。
まず、落ち着いてそうな子を…。
私の目線の先には、学級図書を幸せそうにみる女の子がいた。
文学少女ぽいなぁ。
「本、好きなの?」
『あ…うん。この鳥海って作家さんとかとっても大好きなの!!あと、このどこにでもある物語って本も…あ、ごめん、なんか、独りでペラペラ…しゃべっちゃって』
「すごい好きなんだね!私も本好きだよ!!私、澄田由衣って言うの。よろしくね!」
『私は、笠松結花。よろしくね。』
─なんだ、本が好きで真面目そうな子もいるじゃん。良かった─
「つか、マジうざくない?うちの大切なたっくんをだよ!?」
でたよ、悪口しか話題ない薄っぺらい女…。関わりたくないなぁ。
去年こんな人居なかったのになぁ。