翔一くんは愛ちゃんに愛されてる


ここで、なんとも嬉しい言葉
堪らず、再び炎天下の中
彼女を抱きしめた

「ごめん、愛ちゃん
違うんだ…」

「何がよっ!!」

腕の中で涙を流しながら
一生懸命強がる愛ちゃん

これがまた、そそる…

「愛ちゃんのせいだから 」

「なんでっ…んっ!?…」

視線も日射しもお構い無しに
彼女の艶やかな唇を
自分のそれで塞いだ

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