翔一くんは愛ちゃんに愛されてる


しかし今日は

視線が痛いだけでなく
日射しも痛い…


40℃近い昼間
抱き合っていたら
勿論……


「「暑い!!!」」

バッと離れると
愛ちゃんの額に首筋に
うっすら汗が浮かんでいた

なんだか、艶やかで
俺は理性が三分の二
呆気なく崩れていった

俺は愛ちゃんの手を掴み
家路を急いだ



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