[完]俺様くんがスキなんです!!
「お前自覚あんの?」
「へ……?」

いきなり言われた言葉はそんなこと……

「自覚って……?」
「それとも誘ってんの?」

誘ってるって……何が……?

「はぁ……美紅自分の姿見てみろ?」

そういわれて私は自分の体を見てみると……

「……っっ!!」

私は急いで風磨の背中に隠れる。

「で、誘ってんの?」
「違うもん……ただ急いで出てきたから……」
「へー……それで俺に抱きつくとは誘ってるようにしか思えないんだけど?」
「だって……隠れる場所ないんだもん……」

私は風磨の背中にピタッとくっついて風磨に生まれたままの姿を見せないようにする。

「あ″ー…もう無理……」

そういって私の腕?引っ張ってどこかの部屋に連れていく風磨。

ードサッ……

私の背中に感じた柔らかい感触……

ここって……寝室!?

「ちょ、ふ、風磨?」
「お前が悪い」
「へ?ちょ……んっ……」

いきなり深いキスを落としてくる風磨。

「んっ……んあっ……」

どんどん行為が進んで行って私の声とは思えないほどの声が出る。

「今日は最後まで行かねーから安心しろ」
「え……?」
「俺の理性が持ったらだけどな?」

そういって私達は最後まで行かずに眠りについた。
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