[完]俺様くんがスキなんです!!
________
「楽しかったー」
「ならよかった」
「あ、じゃ、私ちょっとトイレに行ってくるねー!!」
「ん」
俺達は会場を出て美紅はトイレに向かい俺はトイレの外で美紅を待っていた。
「……遅くねーか?」
美紅がトイレに行って約10分。
普通ならそろそろ帰ってきてもいいはず……。
そう思った時……
「何しに来たのよ!?」
美紅の声が遠くから聞こえた。
「美紅!?」
俺はその声が聞こえた方向にダッシュで向かう。
そこには……
「言ったよな?覚悟しとけって……」
怪しく笑って美紅を見下ろす陸人がいた。
美紅は何人かの男に体を取り押さえられて椅子に座っていた。
「何してんだよ!!」
俺は急いで美紅を取り押さえている男達を美紅から離す。
「お、美紅愛しの風磨くんじゃないかー♪」
美紅を俺の後ろに隠して陸人を睨みつける。
「何で俺の名前知ってんだよ」
「え?調べたからに決まってるでしょー?」
だと思った……
「俺達に何の用だ」
「決まってるでしょー?美紅に仕返しする為だよ」
「ふ、美紅は俺が守るって言ったよな?」
「それはどうかな?」
陸人の顔は前と違ってどこか自信に満ち溢れていた。
その顔が俺にはとても腹立たしく見えた。
「楽しかったー」
「ならよかった」
「あ、じゃ、私ちょっとトイレに行ってくるねー!!」
「ん」
俺達は会場を出て美紅はトイレに向かい俺はトイレの外で美紅を待っていた。
「……遅くねーか?」
美紅がトイレに行って約10分。
普通ならそろそろ帰ってきてもいいはず……。
そう思った時……
「何しに来たのよ!?」
美紅の声が遠くから聞こえた。
「美紅!?」
俺はその声が聞こえた方向にダッシュで向かう。
そこには……
「言ったよな?覚悟しとけって……」
怪しく笑って美紅を見下ろす陸人がいた。
美紅は何人かの男に体を取り押さえられて椅子に座っていた。
「何してんだよ!!」
俺は急いで美紅を取り押さえている男達を美紅から離す。
「お、美紅愛しの風磨くんじゃないかー♪」
美紅を俺の後ろに隠して陸人を睨みつける。
「何で俺の名前知ってんだよ」
「え?調べたからに決まってるでしょー?」
だと思った……
「俺達に何の用だ」
「決まってるでしょー?美紅に仕返しする為だよ」
「ふ、美紅は俺が守るって言ったよな?」
「それはどうかな?」
陸人の顔は前と違ってどこか自信に満ち溢れていた。
その顔が俺にはとても腹立たしく見えた。