[完]俺様くんがスキなんです!!
可能性はないことはない。

だって私達を狙っているんだから……。

私……何された?

……まさか!!

私は急いで立ち上がる。

「っ……!!」

私は腰に激痛が走る。

……私もしかして……済まされちゃった……?

私はそう思うと気持ち悪くなって部屋にあったシャワーを浴びた。

気持ち悪い……気持ち悪い……!!

いくら石鹸でゴシゴシ洗っても傷は消えない……。

益々体が赤くなるだけ……。

そんな時風磨の顔が思い浮かんだ。

「……っ……」

私は申し訳ないのと悔しくなってその場で泣き続けた。

あんなに風磨が私のそばにいてくれたのに……

わざわざ風磨に時間作ってもらってたのに……

「私……何やってるんだろ……」

本当に……自分が憎い……

____________

私は涙が枯れてシャワーを出て近くにあったバスローブを来てベッドに向かった。

私はただ抜け殻のようにただ座って時計を眺めていた。

あいつが来たらすぐに殴ってやろう……

いや、警察に通報して逮捕してもらおうか……

私はとにかく自分とあいつが許せなかった。

そんな時……

ードンドンドンドン!!

ドアの向こうからドアを叩く音が聞こえた。

私はあいつだと思い怒りと共にベッドから出て誰かも確認しないでドアを開けた。

「ふざけないでよ!!」

私はそう怒鳴って後悔した。

だって……そこにいたのは私が今一番会いたくなかった人だから……
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