[完]俺様くんがスキなんです!!
「……それはこっちのセリフだ!!」
今まで聞いたことないくらい低い声で私を怒鳴った。
私の前にいるのは……陸人じゃなくて……風磨。
「何で……?」
「何でって?よく言えるな!!俺を裏切ったくせに!!」
え?何言ってんの?
「私何もしてないよね?しかもどうして私がここにいるってわかったの?」
「笑わせんな。どうせそれも全部嘘なんだろ?」
「……どういうこと?」
私は風磨の言ってることがさっぱりわからない。
「自分でこんなメール送ってよく言えるもんだな!!」
そういって風磨が見せてきたメールを見て絶句する。
そこには……
____________
私風磨より陸人に抱かれるほうが好きなんだよね。
これから私に関わらないでくれる?
迷惑なんだけど。
風磨はただの遊びに使っただけ。
本気なんて勘違いしないでくれる?
_____________
そしてその本文の下には私と陸人が裸で抱き合っている写真。
「何これ……こんなの知らないよ!!」
「嘘言うな!!どうせ俺を騙してるんだろ?いままで俺を利用してたんだろ!?」
「違うよ!!信じて?違うから!!」
私は泣きながら必死に誤解を解こうとする。
「だったらなんでそんな格好でいるんだよ!!」
「……それは……」
何も言えなかった……。
私の服もないし……そう思われるのもしょうがないかも……
「ほらな……美紅もそこら辺の女と一緒か……」
「違うよ!!どうしてそんなこというの!?そんなに私が信用出来ない!?私を信じてよ!!」
「俺にはもう美紅を信じられない……」
そう冷たい目で私を見下ろして風磨はドアを乱暴に閉めた。
「う″……っ……グスッ……」
私はその場で崩れ落ちる。
風磨が違う人に見えた。
それくらい私を大事にしてくれてたのに……私はそれをぶち壊した。
「最低だ……」
最低以下かもしれない……
本当に私なんていなくなればいいのに……
「本当最低……」
私は自分の体をアザができる程殴って自分を憎んだ。
そして……涙は枯れることなんて……ない。
今まで聞いたことないくらい低い声で私を怒鳴った。
私の前にいるのは……陸人じゃなくて……風磨。
「何で……?」
「何でって?よく言えるな!!俺を裏切ったくせに!!」
え?何言ってんの?
「私何もしてないよね?しかもどうして私がここにいるってわかったの?」
「笑わせんな。どうせそれも全部嘘なんだろ?」
「……どういうこと?」
私は風磨の言ってることがさっぱりわからない。
「自分でこんなメール送ってよく言えるもんだな!!」
そういって風磨が見せてきたメールを見て絶句する。
そこには……
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私風磨より陸人に抱かれるほうが好きなんだよね。
これから私に関わらないでくれる?
迷惑なんだけど。
風磨はただの遊びに使っただけ。
本気なんて勘違いしないでくれる?
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そしてその本文の下には私と陸人が裸で抱き合っている写真。
「何これ……こんなの知らないよ!!」
「嘘言うな!!どうせ俺を騙してるんだろ?いままで俺を利用してたんだろ!?」
「違うよ!!信じて?違うから!!」
私は泣きながら必死に誤解を解こうとする。
「だったらなんでそんな格好でいるんだよ!!」
「……それは……」
何も言えなかった……。
私の服もないし……そう思われるのもしょうがないかも……
「ほらな……美紅もそこら辺の女と一緒か……」
「違うよ!!どうしてそんなこというの!?そんなに私が信用出来ない!?私を信じてよ!!」
「俺にはもう美紅を信じられない……」
そう冷たい目で私を見下ろして風磨はドアを乱暴に閉めた。
「う″……っ……グスッ……」
私はその場で崩れ落ちる。
風磨が違う人に見えた。
それくらい私を大事にしてくれてたのに……私はそれをぶち壊した。
「最低だ……」
最低以下かもしれない……
本当に私なんていなくなればいいのに……
「本当最低……」
私は自分の体をアザができる程殴って自分を憎んだ。
そして……涙は枯れることなんて……ない。