[完]俺様くんがスキなんです!!
ープルルル
「……るせーな……」
あれから2日後……
俺はいつも通りベッドで寝ていると掛かってきた電話。
「おい、どういうことだよ!!」
「……は?」
電話越しに騒いでいるのは健人。
「お前……今日あいつに会うって……!!」
「あぁ、そのこと?だからなんだっていうんだよ?」
「あいつに会うってお前なんかあったのか!?それとも頭狂ったとか!?」
「さぁな……」
健人の焦り具合に思わず笑ってしまう。
「じゃ、俺行ってくるな」
「は?もう行くのか!?」
「もうって……普通に今昼過ぎだろ」
「いや、でも……」
「大丈夫だって心配すんな。じゃーな」
俺は一方的に電話を切って一旦部屋を見渡した。
そして俺はそのまま家を後にした。
________
「よぉ……」
「待ったか?」
「別に……」
いつもの自信満々な様子とは違ってなぜかそいつは目を逸らす。
「まぁ……すぐ終わるからいいけどな……」
俺は被っていたフードを取ってそいつの顔をよく見る。
「一つ最後に聞いておく。お前美紅のことどう思ってる?」
「そうだなー……付き合ってた頃はひたすらヤリたいしか思ってなかったけど……手放してからは何かどこか寂しかったな……一回ヤッタらやっぱり最高だったけどね?」
怪しくニヤリと笑うこいつは……美紅を犯した陸人。
「なるほどね……俺の怒りを上げるなんて随分すごいことしてくれるね……」
「ここに来てるってことはもう覚悟してるからな……」
「そうか……じゃ、遠慮なく……」
そういって俺が足を上げた時……
「もうやめてよ!!」
高くて綺麗な声が俺の動きを止めた。
「……るせーな……」
あれから2日後……
俺はいつも通りベッドで寝ていると掛かってきた電話。
「おい、どういうことだよ!!」
「……は?」
電話越しに騒いでいるのは健人。
「お前……今日あいつに会うって……!!」
「あぁ、そのこと?だからなんだっていうんだよ?」
「あいつに会うってお前なんかあったのか!?それとも頭狂ったとか!?」
「さぁな……」
健人の焦り具合に思わず笑ってしまう。
「じゃ、俺行ってくるな」
「は?もう行くのか!?」
「もうって……普通に今昼過ぎだろ」
「いや、でも……」
「大丈夫だって心配すんな。じゃーな」
俺は一方的に電話を切って一旦部屋を見渡した。
そして俺はそのまま家を後にした。
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「よぉ……」
「待ったか?」
「別に……」
いつもの自信満々な様子とは違ってなぜかそいつは目を逸らす。
「まぁ……すぐ終わるからいいけどな……」
俺は被っていたフードを取ってそいつの顔をよく見る。
「一つ最後に聞いておく。お前美紅のことどう思ってる?」
「そうだなー……付き合ってた頃はひたすらヤリたいしか思ってなかったけど……手放してからは何かどこか寂しかったな……一回ヤッタらやっぱり最高だったけどね?」
怪しくニヤリと笑うこいつは……美紅を犯した陸人。
「なるほどね……俺の怒りを上げるなんて随分すごいことしてくれるね……」
「ここに来てるってことはもう覚悟してるからな……」
「そうか……じゃ、遠慮なく……」
そういって俺が足を上げた時……
「もうやめてよ!!」
高くて綺麗な声が俺の動きを止めた。