[完]俺様くんがスキなんです!!
___________
「そっか……」
留衣はいつの間にか流れていた私の涙を優しく拭いながら手を握る。
「大丈夫だよ」
「……え?」
留衣のその言葉に私は留衣を見上げる。
「美紅はもし風磨くんが美紅と同じ状況になっても風磨くんのこと信じてる?」
「……信じてるよ?きっと」
それにはきっと理由があるから……
もし私が風磨に信用されてなくても……私達が出会って付き合ったことには紛れもない真実だから……
きっと風磨は私のこと嫌いでも……遊ばれてても私達にはきちんとした関係があるんだから……
すると留衣はニコッと笑って
「だったら風磨くんも同じじゃない?」
そう言って私の背中をポンと叩いた。
「風磨くんは美紅が望んでしたことじゃないってわかってるよ。大丈夫……美紅達の絆ってそんなものじゃないでしょ?」
そうかな……
もしそうじゃなかったとしても……私はそう信じたい……
「だから美紅いつまでも泣いてちゃダメだよ?風磨くんに伝えること伝えなきゃ……伝えてダメだったらしょうがないよ……けど、何もしないでメソメソ泣いてるのはダメだと思うよ?」
「留衣……」
「だからちゃんと風磨くんと話し合って?何かあったら私行くから。ちゃんと美紅のそばにいて美紅の話聞くから……ね?」
留衣の優しさに止まりかけていた涙がまた溢れ出てきた。
「うわ!!泣かないで!!」
「ごめん……ありがと……」
私は留衣に思いっきり抱きついた。
「頑張れ美紅」
「うん、ありがと」
それから私達は笑い合った。
「にしてもマジであいつムカつく!!今度あいつのこと締め殺そうかな……」
「怖い怖い……」
「もう本当にあいつ絶対将来ハゲるわ……絶対何が何でも呪ってやるから……」
そんな留衣に苦笑いしていると……
ープルルル
留衣の電話が鳴った
「そっか……」
留衣はいつの間にか流れていた私の涙を優しく拭いながら手を握る。
「大丈夫だよ」
「……え?」
留衣のその言葉に私は留衣を見上げる。
「美紅はもし風磨くんが美紅と同じ状況になっても風磨くんのこと信じてる?」
「……信じてるよ?きっと」
それにはきっと理由があるから……
もし私が風磨に信用されてなくても……私達が出会って付き合ったことには紛れもない真実だから……
きっと風磨は私のこと嫌いでも……遊ばれてても私達にはきちんとした関係があるんだから……
すると留衣はニコッと笑って
「だったら風磨くんも同じじゃない?」
そう言って私の背中をポンと叩いた。
「風磨くんは美紅が望んでしたことじゃないってわかってるよ。大丈夫……美紅達の絆ってそんなものじゃないでしょ?」
そうかな……
もしそうじゃなかったとしても……私はそう信じたい……
「だから美紅いつまでも泣いてちゃダメだよ?風磨くんに伝えること伝えなきゃ……伝えてダメだったらしょうがないよ……けど、何もしないでメソメソ泣いてるのはダメだと思うよ?」
「留衣……」
「だからちゃんと風磨くんと話し合って?何かあったら私行くから。ちゃんと美紅のそばにいて美紅の話聞くから……ね?」
留衣の優しさに止まりかけていた涙がまた溢れ出てきた。
「うわ!!泣かないで!!」
「ごめん……ありがと……」
私は留衣に思いっきり抱きついた。
「頑張れ美紅」
「うん、ありがと」
それから私達は笑い合った。
「にしてもマジであいつムカつく!!今度あいつのこと締め殺そうかな……」
「怖い怖い……」
「もう本当にあいつ絶対将来ハゲるわ……絶対何が何でも呪ってやるから……」
そんな留衣に苦笑いしていると……
ープルルル
留衣の電話が鳴った