[完]俺様くんがスキなんです!!
_________
あれから5分……
私は走って名残橋までやってきたのに
「……どこ?」
二人の姿が見当たらない。
留衣に確認の為電話をしようと思って携帯を開くと……
「待ったか?」
私の好きな声どこからか聞こえた。
「別に……」
間違いない……今二人はここら辺にいる。
どの方向に行くか迷いながらも私は足を進めた。
そして私はなぜか橋の下に向かった。
この橋の下は交通量が少ないトンネルになっている。
私はそこにいるような気がしてトンネルから中を覗くと……
「じゃあ……遠慮なく」
そう言って足を振り上げた風磨がいた。
きっとその前にいるのは陸人。
ダメ……風磨に関係ないのにそんなことしちゃダメ!!
「もうやめてよ!!」
私はいつの間にかそんなことを言っていた。
その瞬間風磨の長い足が陸人の顔のすぐ横で止まった。
「ダメ!!……風磨関係ないのに暴力なんて使っちゃ……ダメだよ」
私はそう言って風磨に後ろから抱きついた。
その瞬間ふわっと香る風磨の香り。
あぁ……私は今風磨に会えたんだ……
そう思うと自然に涙が出てきた。
「美紅離せ」
私の聞きたかった声……
けど、こんな言葉は聞きたくない。
「……いや」
「美紅離せって」
「いやぁ!!風磨が何て言っても離さない!!」
「……マジで離せって「いやぁ!!」
私は必死に風磨にしがみつく。
お願いだから……私の為に傷つかないで……
「風磨は関係ないの!!どうして風磨を巻き込むの!?そんなに私が憎いなら私だけ傷つければいいでしょ!?なんでよ!!」
私は陸人に怒りをぶつける。
「風磨がなにしたっていうの!?私が何したっていうの!?原因はそっちにあるんじゃない!!どうして私達の幸せを引きちぎろうとするの!?もう関係ないでしょ終わったんだから!!」
私は風磨から離れて陸人の前に立つ。
あれから5分……
私は走って名残橋までやってきたのに
「……どこ?」
二人の姿が見当たらない。
留衣に確認の為電話をしようと思って携帯を開くと……
「待ったか?」
私の好きな声どこからか聞こえた。
「別に……」
間違いない……今二人はここら辺にいる。
どの方向に行くか迷いながらも私は足を進めた。
そして私はなぜか橋の下に向かった。
この橋の下は交通量が少ないトンネルになっている。
私はそこにいるような気がしてトンネルから中を覗くと……
「じゃあ……遠慮なく」
そう言って足を振り上げた風磨がいた。
きっとその前にいるのは陸人。
ダメ……風磨に関係ないのにそんなことしちゃダメ!!
「もうやめてよ!!」
私はいつの間にかそんなことを言っていた。
その瞬間風磨の長い足が陸人の顔のすぐ横で止まった。
「ダメ!!……風磨関係ないのに暴力なんて使っちゃ……ダメだよ」
私はそう言って風磨に後ろから抱きついた。
その瞬間ふわっと香る風磨の香り。
あぁ……私は今風磨に会えたんだ……
そう思うと自然に涙が出てきた。
「美紅離せ」
私の聞きたかった声……
けど、こんな言葉は聞きたくない。
「……いや」
「美紅離せって」
「いやぁ!!風磨が何て言っても離さない!!」
「……マジで離せって「いやぁ!!」
私は必死に風磨にしがみつく。
お願いだから……私の為に傷つかないで……
「風磨は関係ないの!!どうして風磨を巻き込むの!?そんなに私が憎いなら私だけ傷つければいいでしょ!?なんでよ!!」
私は陸人に怒りをぶつける。
「風磨がなにしたっていうの!?私が何したっていうの!?原因はそっちにあるんじゃない!!どうして私達の幸せを引きちぎろうとするの!?もう関係ないでしょ終わったんだから!!」
私は風磨から離れて陸人の前に立つ。