[完]俺様くんがスキなんです!!
________
私はただ今日と同じように信号を待っていたんだ。
何も思わずただボーっとしているだけ。
そるな中私はある会話に耳を傾けた。
「ねぇねぇ、あの人カッコイくない!?」
「わかるわかる!!凄い爽やか!!」
どうやらこの会話は私の隣の人が話しているようだ。
「でも彼女いるんだろうな……」
「わかるー、そういうのショックだよね」
そんなにカッコいい人なの?
……まぁ、風磨よりイケメンでも私は風磨を待ってるけどね……
「あ、こっちにくるよ!!」
「ヤバくない!?しかも背高いし!!」
「ちょータイプ!!」
そんな二人の会話が気になって私は二人の視線をたどると……
「……え?」
私は目を見開いた。
だってすぐ横には……私がずっと待ち続けてた人。
もしかして……私のこと……?
……なわけないか……
何言ってるんだろ私……
そして私はバレないようにサングラスをして下を向いた。
そして隣を通り過ぎた瞬間……
ーふわっ……
「……っ」
涙が出そうなくらい私に染み付いている香り。
なのに、どうして私はこんなに臆病なんだろ……
また傷つくのが怖くて何もやってない。
もう会えないかもしれないのに……
私は後ろをゆっくりと振り返ると風磨はひたすら歩き続けていた。
やっぱり気づかないんだね……
私はそのまま虚しくなって信号が変わった瞬間走り出した。
本当はね、本当は会いたくて仕方ないけど……
抱きつきたくて抱きつきたくてしょうがないけど……
今の私はボロボロだから……
「ごめん、なさい……」
私はただただ走って涙を流した。
……風磨が不思議そうに立ち止まってこっちを見ているなんて知らずに……
私はただ今日と同じように信号を待っていたんだ。
何も思わずただボーっとしているだけ。
そるな中私はある会話に耳を傾けた。
「ねぇねぇ、あの人カッコイくない!?」
「わかるわかる!!凄い爽やか!!」
どうやらこの会話は私の隣の人が話しているようだ。
「でも彼女いるんだろうな……」
「わかるー、そういうのショックだよね」
そんなにカッコいい人なの?
……まぁ、風磨よりイケメンでも私は風磨を待ってるけどね……
「あ、こっちにくるよ!!」
「ヤバくない!?しかも背高いし!!」
「ちょータイプ!!」
そんな二人の会話が気になって私は二人の視線をたどると……
「……え?」
私は目を見開いた。
だってすぐ横には……私がずっと待ち続けてた人。
もしかして……私のこと……?
……なわけないか……
何言ってるんだろ私……
そして私はバレないようにサングラスをして下を向いた。
そして隣を通り過ぎた瞬間……
ーふわっ……
「……っ」
涙が出そうなくらい私に染み付いている香り。
なのに、どうして私はこんなに臆病なんだろ……
また傷つくのが怖くて何もやってない。
もう会えないかもしれないのに……
私は後ろをゆっくりと振り返ると風磨はひたすら歩き続けていた。
やっぱり気づかないんだね……
私はそのまま虚しくなって信号が変わった瞬間走り出した。
本当はね、本当は会いたくて仕方ないけど……
抱きつきたくて抱きつきたくてしょうがないけど……
今の私はボロボロだから……
「ごめん、なさい……」
私はただただ走って涙を流した。
……風磨が不思議そうに立ち止まってこっちを見ているなんて知らずに……