[完]俺様くんがスキなんです!!


「……ありがとうございました……」

彼女は俺に向かって頭を下げた。



あの後俺達は中のカフェに入った。

彼女は結局1時間以上泣いていた。

さすがにそれだけ泣けば涙が枯れたのか静かに顔をあげた。

彼女は何回も俺に謝って

「お礼にご飯を奢らして下さい!!」

と言ってきた。

俺は最初拒否ったけど、どうしてもと言われたから仕方なくカフェに入った。

まぁ、腹減ってたしな……。
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