Cold phantom
「おやすみなさい、祥子。」

「うん、おやすみ沙冬美ちゃん。」

店を出てすぐ帰り道が真逆の沙冬美ちゃんと別れ、帰路についた。

みーちゃんはいない。私一人の帰路だった。

ちなみにみーちゃんはどうやら力仕事を任され残業させられているようだ。

いや、サービス残業と言うのかあれは…。身内故の宿命と言えば良いのか…まぁ、そんな感じだ。

こうなるとみーちゃんは休憩室で寝泊まり確定になる。本人も慣れてるようだけど…

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