いつも同じ空の下で



あっという間に服が脱がされていく

例え真っ暗だとしても、どうしても恥ずかしい




「ヨシキッ・・・待って、恥ずかしい」



どんどん遮るモノがなくなっていく私の体

あまりの恥ずかしさに、見られまいと体をねじる




「ダメ。逃げないで。ちゃんと見せて」




そんな私の抵抗も虚しく、いとも簡単にヨシキの方に向かされる私の体

プラネタリウムを背中に、私を見下ろすヨシキの姿に、息もできなくなる

初めて見る、男のヨシキだ―――




「綺麗だ。ジュリ」




そう呟いて、私の膨らみの先に唇を落とす



「―――やっ」



ビクっと電気が走った様な感じがして、思わず声が漏れた

それでもヨシキは止めずにキスを落とす




私の全神経がヨシキの唇の先に集中する

触られる度にビクっと跳ね上がる体



なんだか、自分の体じゃない様に感じた

< 126 / 351 >

この作品をシェア

pagetop