いつも同じ空の下で
それから何度も押し寄せる快感に、気を失いそうになりながらも
私は必至にヨシキの背中にしがみついた
◇
「ジュリ、大丈夫?」
ぐったりと横になっている私を上から覗いているヨシキ
「ん。大丈夫」
ソファーのクッションで顏を隠しながら、優しく頬笑むヨシキの顔を見つめる
そんな私の頬を愛おしそうに撫でているヨシキ
「ここじゃ風邪ひくから、ベットに行こうか」
そう言って、ヒョイっと私を持ち上げて寝室へと連れて行ったヨシキ
ごく普通にされた、お姫様抱っこに驚きつつ、力の入らない体を、ヨシキに預ける
そして、そのままゆっくりとベットに下される体
ぐったりと疲れていて、思うように体が動かない
「おやすみ。ジュリ」
そんな私を愛おしそうに見下ろしながら、私の髪を優しく撫でるヨシキ
そんな甘い倦怠感の中、私は気を失う様に眠りについた