いつも同じ空の下で
――放課後。
ヨシキと会う約束をしていた私は、ヨシキにユウキの事を話して会うのを延期した
授業終了のチャイムと共に、アヤカとハヤトと3人でユウキの家に向かう
私の家からは電車で1駅隣の所にあるユウキの家
中学の頃はよく遊びに行っていた
優しいユウキの両親
私が遊びに行くと、いつも笑顔で迎えてくれた
無言のままユウキの家の前に着くと、慣れた様子でインターホンを鳴らしたハヤト
ピンポーン――・・・・
不安な心を押さえて返事を待つが、一向に誰も出ない
留守?
すると、ハヤトがもう一度チャイムを押した
しかし、それでも返事はない
やっぱり留守なのかな?
そう思っていると