いつも同じ空の下で

結局ユウキの押しに負けて、短パンを届ける事にした私



私達が泊まっている宿舎から、少し離れた所に青凌の選手が泊まっているであろう建物があった

地図を見ると、連絡通路を通って横の宿舎に行ける様になっていた




ユウキとドキドキしながら隣の宿舎へと進む

すると、徐々に奥から男の人の笑い声やら話し声が聞こえてきた





うぅ~なんか緊張する~




チラッとユウキの顔を見たけど、ケロっとした顔で横を歩くユウキ


ユウキって緊張する事とかあるのかなぁ


試合の時も緊張して、ウロウロと動き回っている私に対して

ユウキは、いつもじっとその場に平然とした顔でその時を待っている





美人は肝の座り方も違うのかな




そんな事を考えながら足を進めた
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