【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
でも春ちゃん、なんか私に用があるみたいだしなぁ 。
愛菜「ちょっと待ってね」
そう言って私は通話を保留にした。
愛菜「あのね、今から友達と遊ぶ感じになったんだけど…春ちゃんの用は帰ってきてから聞くでも良いかな?」
少し俯いて遠慮がちに聞いてみた。
あれ?
春ちゃんから反応がない?
俯いていた顔を上げると春ちゃんの顔は少し歪んでいた。
けど、それは一瞬ですぐにいつもの春ちゃんの顔に戻った。
今のは気のせいだよね?