【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~

ん?

視線を感じる?

視線の方を見てみると、親たちが目を見開いてた。

誰?と言いたそうな顔をしてたから面白かった。

春斗「姉ちゃん、髪切って染めたの?」

この髪はウィッグだけどね。

でも、そんなことは言えないから頷いといた。

親「愛菜…‥なの?」

信じられない感じの顔をしていた。

愛菜「そうだけど」

それだけ言って玄関に向かった。

春斗「俺も行く!」

春ちゃんはそう言ったけれど、今日は由衣と行くことになってる。

愛菜「ごめんね、今日は由衣と行くの」

そう言うと、春ちゃんは何故か固まって動かない。

って、由衣がもういるんだから急いで玄関に行かなきゃ。
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