【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
由衣「愛菜?」
少し震える私が変だったのか声をかけてきた由衣。
愛菜「なんでもないよ」
こんなこと言ったら、私に好きだって言ってくれる由衣に失礼だよ。
由衣「愛菜、僕はちゃんと好きになってくれるの待ってるから焦らないで?」
私の思っていることを悟ったのか、そう言ってくれる由衣。
あぁ、なんで由衣は私を安心させる言葉を言ってくれるの。
愛菜「ありがとう」
笑顔で言うと、少しずつ由衣の顔が近付いてくる。
私も少しずつ目を瞑っていく。