【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
迫り来る影
あれから1ヵ月が経った今は冬の季節。
私は毎日のように夜に誰にも気付かれないように家を出て、春菜と見回りをしている。
ことのはったんは、2週間前のこと。
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春菜は私の家に泊まりにきていた時だった。
春菜「ねぇ、愛菜!見回りに行かない?」
見回りかぁ。
久しぶりに悪いことしてないか見回りするのもいいね。
愛菜「うん、着替えてから行こっか」
私と春菜はウィッグを外してから黒いフードのついた服を着た。
家を出るときはフードを被っていれば髪が金髪ってことはバレない。