【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~

愛菜「ちょ……まって……」

私は急いでお姉ちゃんを止めようとするけど、もうお姉ちゃんの耳には私の声は届いていない。

お姉ちゃんは私を無理矢理、事務所に連れて行って堤さんと言う人にお願いをした。

私なんか可愛くないから無理だと思ってたのにまさかの採用!

こうして私はお姉ちゃんとモデルを始めた。

もちろん親には内緒でだから、アイナじゃなくてヒカリとして活動をした。

最初は無理矢理だったけど、だんだんと楽しくなってきた。

隼人たちにもモデルになったことは言った。

そして、当分は隼人たちに会いに行けないことも。

そしたら、隼人はいつでも連絡がとれるように私に携帯をくれた。

私はすごく幸せだった。

けど、この幸せはどん底に突き落とされる。
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