【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
バイクの音がする。
校門の方を見ると予定より5分も早いのに、あいつと黒蛇が来ている。
「青嵐っ!出てこい」
あいつは大きな声で言った。
「え?え?」
「あの人たち何?」
クラスの皆は、急なあいつらの登場により動揺している。
嵐「じゃあ、お前ら行くぞっ」
嵐の声に春ちゃんたちは従って教室を出て、外へ行こうとする。
春斗「姉ちゃん、絶対にここにいてね」
春ちゃんは、出て行く前に私にそう言った。