【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
それは無理だよ、春ちゃん。
私は、もう大切な人を失いたくない。
だから、春ちゃんたちがピンチになったら助けにいくから。
外を見ると、いつの間にか青嵐の下っ端たちもいた。
戦いがもう始まる。
「てめぇら殺れーっ」
おいおい、自分は戦わないのか。
「青嵐の皆様、大丈夫かな」
「黒蛇って不当な族なんだろ」
前者は女子が後者は族に入ってる男子が言った。
クラスには緊張感が走っている。