【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
春菜「だって由衣も私と同じくらいの時間を愛菜と過ごしてるでしょ?それに好きな人のことだから特にね」
そんな…………。
私、由衣を傷つけたくなかったのに………だから春ちゃんへの想いは封じようとしたのに由衣は気付いたの?
どのみち、私は由衣を傷つけてたじゃない。
春菜「愛菜は由衣のことを思って付き合ってるんだよね?それは由衣も十分分かってると思うから大丈夫だよ。けどね、自分の気持ちを封じようとしちゃだめだよ。自分の気持ちは大切にしないと…」
自分の気持ちを大切に………………。
よし、私…決めたよ。
愛菜「春菜、ありがとう。私どうするか決めた」
春菜「うん、愛菜さっきよりも良い顔してる」
これも春菜のおかげだよ。
春菜が親友で良かった。