【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~
由衣「愛菜、幸せに……大事に出来なくてごめんね…」
僕がもっと愛菜を幸せにしたかった。
本当は、こんな残酷な振り方なんてしたくなかった。
愛菜「由衣ありがとう。私、由衣のこと好きだったよ。じゃあ、これからは良い仲間でいようね」
愛菜はなんで……こんな酷いこと言ったのに僕にお礼なんて言うの?
そんな優しくされると……………。
僕の目から涙が出てくる。
咲「由衣は良くやったよ」
ポンポンッ
僕の頭を撫でる姉貴。