【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~

春斗「うぇ?うわ!姉ちゃんごめん。ちょっと宿題で分からないところがあったから姉ちゃん分かるかなっと思って聞こうとしたんだけど部屋にいなくて、だったら洗面所かなって思って来たら‥‥‥」

春斗は申し訳なさそうに下を向きながら喋った。

てか、春斗って私が頭悪いこと知ってるよね?

なんで、そんな私に聞こうとするんだろう?

春斗「後で俺の部屋に来て教えてくれると嬉しいです」

そう言いながら、洗面所を出ようとした。

ちょ、だからなんで私に分からない問題を聞くの!?

パシッ

私は咄嗟に春斗の腕を掴んだ。
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