【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~

春ちゃんなら私の元まで来てくれるか、手を振ってくれると思った。

春菜「あっ、愛菜」

私、自惚れてたのかな?

春ちゃんに名前で呼ばれて舞い上がってたのかな。

悲しくなって私は裏庭まで全力で走った。

このまま、ここにいたら他の皆に泣き顔を見られちゃう。

春菜「愛菜!?」

春菜の声が聞こえてきたけど、無視をしてそのまま走った。
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