産後1ヶ月
退院
10月14日。
10月とは思えない程暖かく良く晴れたこの日、私は息子と一緒に無事退院した。
昨夜の涙はすっかり渇き、晴れ晴れとした気分である。
産後は里帰りせず、実母が手伝いに来てくれる予定になっている。
この「産後、里帰りするか自宅に手伝いに来てもらうか」の選択は最後まで非常に迷った。
友人に聞いたりインターネットで調べたりしてみて、里帰りにも自宅にもそれぞれメリット・デメリットがあることがよくわかった。
何もせずにゆっくり体を休めることができるのは里帰り、新生児のうちからパートナーと一緒に育児ができるのは自宅・・。
散々迷った結果、産後1~2ヶ月程度を目安に実母に出動をお願いすることにした。
お世話になった助産師さんが、大きなおくるみに包まれた小さな息子を抱いて産院の外まで見送ってくれた。
その横には診察を中断して見送りに出てきてくれた院長先生。
私は院長先生と助産師さんに頭を下げ礼を言い、車の後部座席に乗り込んだ。
破水したかも、と入院セットを手に夫と共にここへ駆け込んだのがもう随分前のことのようだ。
ほんの数日前の出来事なのに。
私は助産師さんから息子を受け取り、夫は車を走らせた。
なんていいお天気。
まだまだ体中痛いが、これだけ晴れた日に退院できると気持ち的にはとっても清々しい。
だがここからが本当の「えらいこっちゃ」だということに、この時の私はまだ気がついていなかった。
10月とは思えない程暖かく良く晴れたこの日、私は息子と一緒に無事退院した。
昨夜の涙はすっかり渇き、晴れ晴れとした気分である。
産後は里帰りせず、実母が手伝いに来てくれる予定になっている。
この「産後、里帰りするか自宅に手伝いに来てもらうか」の選択は最後まで非常に迷った。
友人に聞いたりインターネットで調べたりしてみて、里帰りにも自宅にもそれぞれメリット・デメリットがあることがよくわかった。
何もせずにゆっくり体を休めることができるのは里帰り、新生児のうちからパートナーと一緒に育児ができるのは自宅・・。
散々迷った結果、産後1~2ヶ月程度を目安に実母に出動をお願いすることにした。
お世話になった助産師さんが、大きなおくるみに包まれた小さな息子を抱いて産院の外まで見送ってくれた。
その横には診察を中断して見送りに出てきてくれた院長先生。
私は院長先生と助産師さんに頭を下げ礼を言い、車の後部座席に乗り込んだ。
破水したかも、と入院セットを手に夫と共にここへ駆け込んだのがもう随分前のことのようだ。
ほんの数日前の出来事なのに。
私は助産師さんから息子を受け取り、夫は車を走らせた。
なんていいお天気。
まだまだ体中痛いが、これだけ晴れた日に退院できると気持ち的にはとっても清々しい。
だがここからが本当の「えらいこっちゃ」だということに、この時の私はまだ気がついていなかった。