奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編
番外編①~美月・連~
肌寒い秋の土曜のことでした。
美月「あー寒い…ガチガチ」
あたしは、オレンジの秋をイメージしたコートをみにまとい、紅く色づいた木々を見上げながら、連君を待っていた。
事の始まりは、昨日。
連「なぁ…」
美月「ん?」
連「そろそろさぁ…デートしようよ。」
学校の帰り道、連君が発した言葉だった。
美月「えっ?」
連「だーかーら、デート!」
美月「あー、うん。」
連「はぁ…俺たちさ、付き合ってる
前と全然かわんないよな?」
美月「…うん。ダメかな?」
連「ダメだろ⁈恋人ぽくさ。ね⁇」
美月「そうだね…」