奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編
連君が連れてきた場所は…
美月「屋上…」
連「そう。あの日も、ここに連れてきただろ?」
美月「うん…」
あたしはまだ、意味がわからず、
瞳に涙が溜まっていた。
連「だから…
俺たちが出会ったのは、
偶然でも奇跡でもない。
そんなの、俺たちは出会うはず
なかった、みたいじゃん?
俺たちが出会うのは、必然だったんだよ。そういう運命!
ちがう?」
連君は、あたしの手を取り
微笑んだ。
美月「うん。」
あたしも握り返し、涙は消えていった。
連「俺たち、ずっといっしょな?」
美月「うんっ…」
おでこをくっつけ、クスッと笑いあった後、あたし達は、甘いキスをしたのだった。
番外編①END