奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編

連君が連れてきた場所は…

美月「屋上…」

連「そう。あの日も、ここに連れてきただろ?」

美月「うん…」

あたしはまだ、意味がわからず、
瞳に涙が溜まっていた。

連「だから…

俺たちが出会ったのは、
偶然でも奇跡でもない。

そんなの、俺たちは出会うはず
なかった、みたいじゃん?

俺たちが出会うのは、必然だったんだよ。そういう運命!

ちがう?」


連君は、あたしの手を取り
微笑んだ。

美月「うん。」

あたしも握り返し、涙は消えていった。

連「俺たち、ずっといっしょな?」

美月「うんっ…」

おでこをくっつけ、クスッと笑いあった後、あたし達は、甘いキスをしたのだった。


番外編①END





< 131 / 149 >

この作品をシェア

pagetop