奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編
うーん、やっぱりさっきのパンダペンは
高いから、ほかのやつにしようかな。
楽しく見て回っていると。
あれ?あれは、
葉君!
忙しいって言ってたのに…
女の子のお店にいるなんて、
どうしたんだろう。
声をかけてみようかな!
「おーい!葉く…!?」
声をかけようとしたとたん、
隣に誰かが現れた。
びっくりしたあたしは、棚のかげにかくれた。
「これは?」
『…それは、ちがくない?』
女の子の声もする。
誰と会ってるの?
棚から顔を出すと。
楽しそうに葉君と話す、
美月ちゃんがいた。
あたしは、見つからないようにして、
お店から逃げた。
悲しくて、涙がでた。
どうして?
私より美月ちゃんがいいの?