奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編
攻撃
放課後ー
図書室。
私は美月ちゃんに
先に帰ってもらうようにいった。
ガラガラー
先輩「あなたが亜美ちゃん?
一年生の。」
亜美「はい。
西山恵梨香先輩ですよね。
三人の事でお話しがあって
来てもらいました。」
恵梨香「へー。
私、三人の中学からの
先輩なのー。
だから、
三人と会いたくて、
転入したってわけ。」
亜美「…そうですか。
ところで、
喫茶店で話していたコト…
話してくださいますか。」
恵梨香「あぁ。見てたんだ。
そうよ〜。
私ね、脅迫したの。
デートの写真をバラまいたら、
どうなるでしょう!
ってね☆
だって、あんた達、ウザいんだもん。
三人は、私のもの。
何でも言うコト聞いてくれるんだから。」
亜美「脅迫のおかげで…ですよね。」
恵梨香「愛よ。決まってるでしょう。」
亜美「違います。
三人は、美月ちゃんを
愛してるんです。
本当は、キスとかしたいけど、
美月ちゃんが選ぶまで、
キスしないって約束
するほど、
愛してるんです。
美月ちゃんを。」
恵梨香「バカバカしい。
三人は私を好きなの。
私を愛してるのよ!」
先輩は美人だ。
でも、いつもどこか悲しそうで、
遠い目をしていた。
亜美「中学で何かあったんですか?」
恵梨香「…」