奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編
亜美「美月ちゃん、今回の
真相をはなすわね。」
美月「え?」
光「僕達が
無視していた、理由と言いますか…」
美月「うん。教えて欲しい。」
光「じゃあ。」
光君が深く息を吸い、話し始めた。
光「旅行の帰り道、僕たちは、
西山恵梨香、中学の時の先輩に会ったんです。
そこで、喫茶店に呼び出されました。
先輩は、そこで僕たちを
脅しました。デートの写真を
ばらまかれたくなければ、
2人と関わるな、と。」
美月「亜美ちゃんは、
知ってたの?」
亜美「うん。ごめんね。
何を話していたかは知らなかったけどね。」
光「当然、写真を見た女子が
2人になにをするか、
想像はつきます。
ですから、僕達は
…。」
美月「そっか…
素直に話してくれればよかったのに…。
でも
良かった。
嫌われてなくて。
…あたし、3人が…
本当に離れて行っちゃうと思ったから…。」
「「「ごめん。」」」
美月「ううん。いいの。
大切にしてくれてたって
分かったから。」
光「さらに、先輩は転入してきました。
2人に見せつけるためです。
僕達は逆らうことは
出来ませんでした。
2人を傷つけるから。
でも、どちらにしろ、傷つけるなら、
話して、僕達が君たちを守ろうという
結論に至りました。
お騒がせしました。」
「光君…ありがとう。みんな。」
みんなは、
最高の笑顔で笑っていた。
すると、葉君が、口を開いた。
葉「ところで、
作戦をおもいついたんだ。
ごにょごにょ…」