奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編
「な…なによ。
私だって、光のためなら、
なんだってするわよ‼」
「じゃあ、
僕への気持ちは捨ててください。」
「は…」
「僕が先輩にしてほしいことは、
それだけです。」
「嫌よ!」
「なんだって出来ないじゃないですか。」
「光君、もう…」
亜美ちゃんがとめた。
先輩の目からは、涙が
溢れていた。
「先輩、分かりましたか?
僕達は、先輩と同じ気持ちを、
味わっていたんですよ。
2人と話せない、もどかしさを。」
「…」
「もう、終わりにしませんか。」