優しい嘘


「ぁー終わったあー。」


思わず声にだしてしまった。

周りの人らが私に視線を向けた。

あ…やってしまった。



頭をかきながら……その場から逃げた…。

自分でも顔が真っ赤なのがわかった…。



あっ……
あれは………



「多花音ーーー」



「夢叶ーーーー」



周りの視線も気にせず

私達は抱き合った………。



「お疲れ様ーー」


「夢叶もお疲れ様ーー
後は合格するのを待つのみだね。」



多花音は落ちることを考えないんだよね。

そーゆー所がまた好きなんだけどね。


ネガティブな私とは正反対だなー。




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